杭瀬市場は、杭瀬駅の北、国道2号線から始まってます。杭瀬市場、杭瀬中市場、杭瀬北市場に分かれています。
一番南の杭瀬市場はシャッター商店街になってます。
それが、杭瀬中市場に入りますと、大勢のお客さんでにぎわってます。
杭瀬中市場に入ったところに、Yotsuba というカフェがあります。
よく見てみると、ケーキセットなどカフェらしいメニューの横に、姫路名物駅そばがあります。
姫路の駅そばは、うどん出汁に中華麺を入れたものです。
姫路にはあまり行けてませんので、久しぶりに駅そばを食べたくなりました。
小さなお店です。お姉さんが一人でやっておられます。5人座ったらいっぱいになりそうです。
カウンターの隅に座ります。
壁にメニューが貼ってあります。
スパゲティーやカレーはなくて、うどん、そばがあります。ざるそばまであるぞ。
初志貫徹、駅そばを食べましょう。
注文すると、奥にオーダーを出しておられるので、もう一人いらっしゃるのではないでしょうか。
駅そばがやってきました。
麺はラーメン、うどん出汁です。
溶き玉子、揚げさん、天かすがのってます。
麺は中太ストレートの多加水麺です。
食べていたら海老の味がしてびっくりしました。よく見ると天かすにエビがほんのちょっと入ってました。
お姉さんに、中市場だけ人が多いですね、と話を降ると、火事があった後、盛り上げようと若い人がやってきて店を出しはじめたそうです。
豆腐屋さんとか焼鳥屋さんが昔からやっている店だそうです。
昔はこの市場も人がすれ違えないぐらいたくさんのお客さんであふれかえっていたそうです。きっと北の方に工場があった頃だろうな。
シャッターばっかりになっているのも、そのときにもうけて、今はなにもしなくても暮らしていけるから、人に貸すのもめんどくさいのでシャッター街になってるんですって。
このお店は、2023年3月26日で一周年だそうです。
もう一軒別に土日だけ飲み屋さんをやっていて、ご主人が始めた駅そばが人気で、こっちでも出すようにしたんだそうです。
飲み屋の常連さんが、こっちにきて、ビールを飲みながらそばを食べる方もいらっしゃるそうです。
住所 兵庫県尼崎市杭瀬本町1-19-1
交通手段 杭瀬駅から295m
営業時間
支払い方法 カード不可 電子マネー不可 QRコード決済可(PayPay)
席数 5席(カウンター5席)
禁煙・喫煙 全席喫煙可
駐車場 無
オープン日 2022年3月26日
関連ランキング:スイーツ | 杭瀬駅、千船駅
<1949(昭和24)年誕生の「えきそば」>
終戦後、何もない混乱期に統制品であった小麦粉の替わりにこんにゃく粉とそば粉をまぜたそばを販売、その後試行錯誤の結果現在のかんすい入りの、中華麺に和風だしというミスマッチの商品が誕生しました。
昭和24年10月19日に「えきそば」と名付けられ、立ち売りの販売方法をへてホーム上の売店へと発展してきました。
現在は、メニューも増え忙しいビジネスマン・学生・昔からの「えきそば」ファンに親しまれております。
<えきそばの起こり>
戦後、最も簡単に、しかも大した機械設備もなしに出来る物として、姫路駅で麺類を販売しようと計画しましたが、当時小麦粉は統制品で手に入りにくい為、 統制品ではない”こんにゃく”に目をつけそば粉とこんにゃく粉を混ぜて、うどんのようなものを作り、この麺に和風だしをあわせた商品を試作し販売いたしました。
うどん鉢は、出雲今市で焼いていると聞き込み夜行列車で出雲まで丼鉢を仕入れに行き、列車のデッキに積んで持ち帰っては販売をしていました。
しかし、その後うどんは時間がたつとのびて美味しくないのと、腐敗が早く長持ちさせるにはと考えた末、うどんをあきらめ度々の試作の結果、かんすいを入れた黄色いラーメンにたどり着き、当社独自でその製造にのりだし、黄色いそばに和風だしという一見ミスマッチの商品が生まれました。
これが えきそば の誕生です。
そして昭和24年10月19日姫路駅ホームにて、それを ”えきそば” と名付け立ち売りを始めました。
一般市場で、うどんが一杯30円だった頃ふたの付いた瀬戸物容器付きで50円、容器は10円で引き取りました。
じゃ、又ね
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コメント
のみすけ
うどん出汁の麺が中華そばって、近いものはあっても食べたことないです
2023/05/28 URL 編集
のみすけ
神戸方面に行ったら姫路で駅そばを食べなきゃ❣️
2023/05/28 URL 編集
Pochi
2023/05/28 URL 編集
Pochi
2023/05/28 URL 編集