fc2ブログ

江戸の街並みが今も残る街 今井町(重要伝統的建造物群保存地区) 奈良県橿原市今井町 八木西口駅

 近鉄八木西口駅からちょっと歩いたところに、昔ながらの町並みが残っている今井町があります。
 かつて「大和の金は今井に七分」といわれるほど繁栄した町なんだそうです。
 エリア1500軒のうち500軒ほどが昔のまま残っているそうです。

 こういう町並みが残っているということは、この年になるまで知りませんでした。

今井町 (1)

 八木西口駅を降りると、駅の駐輪場からして昔風の作りになっています。

今井町 (2)

 南の方に歩くと、赤い蘇武橋があります。

今井町 (3)

 橋を渡ると、そこは江戸の町並みが広がっています。

今井町 (4)

 川沿いに「蘇武井」があります。

今井町 (5)

 仏壇屋さんの建物は、普通の街並みにあると古い建物になりますが、今井町にあると、新しい建物になります。

今井町 (6)

 まず、今井まちなみ交流センター 華甍という、観光案内所のようなところに行きます。

今井町 (7)

 この建物は、明治36年(1903)高市郡教育博物館として建設され、昭和4年から今井町役場として使用されていました。

今井町 (8)

 今井町の歴史を詳しく解説する資料館として公開されています。

今井町 (9)

今井町 (10)

今井町 (11)

今井町 (12)

 今井町の町並みのジオラマが再現されています。

今井町 (13)

 こんな鬼瓦も陳列されていました。

 観光案内ビデオが、ホラー仕立てになっていて、観光案内職員である謎の美女が案内してくれます。
 なぜ知名度が低いのかわからない、と自虐的に紹介が始まりました。


 では、今井町を散策しましょう。

今井町 (14)

 春日神社でお参りします。

今井町 (15)

今井町 (16)

今井町 (17)

 奉納された絵が飾ってあります。

今井町 (18)

今井町 (19)

今井町 (20)



 昔のまま、江戸時代以来の伝統様式を保った建物がひしめいています。

今井町 (21)

今井町 (22)

今井町 (23)

今井町 (24)

今井町 (25)

 よく見ると、新しく建てた家も、周囲ににあわせ、統一したデザインで建ててあります。

今井町 (26)

 家の前に野菜が並んでいるなと思ったら、八百屋さんでした。



 ここまで町一帯となって、当時の雰囲気を残しているところって初めてです。


 喫茶店で一休みしましょう。


 今井町を散策した後は、八木町へ行きます。

 ワタクシ的には、八木って近鉄の特急が止まって、西大寺に行く線と橿原神宮に行く線との乗換駅、ぐらいの認識しかなかったところです。

 古代は、都のあった大和と、大陸への玄関港になる難波の津を結んでおり、京都、大和、紀伊、伊勢をつなぐ、交通の要所なんだそうです。

 初めて訪問します。




 先ほどの蘇武橋を渡って、JR畝傍駅の前から行くことにします。



今井町 (27)

 銘品店アサヒフードという建物があります。なかなか香ばしい建物です。
 よく見ると、アサヒフードの文字の右側に、パルナスと書いてあったのが消してます。


今井町 (28)

今井町 (29)

 廃墟っぽい建物がありました。



今井町 (30)

 途中、近代建築があります。

 ジュール フェリエです。昭和三年(1928)旧六十八銀行八木支店として竣工。イオニア式の円柱を配するルネサンス風の造りなんだそうです。奈良県南部に現存する最古の鉄筋コンクリート造りの建物です。



今井町 (31)

 JR畝傍駅です。昭和15年の紀元2600年祭式典に合わせて造られ、橿原神宮と同じ総白木造が特徴です。皇室の休憩用として重厚な雰囲気が漂う貴賓室(非公開)も設けられているそうです。








 八木町は、この交差点のところがメインです?

 丸い郵便ポストも残ってます。

今井町 (34)

 交差点の北東角に、八木札の辻交流館。18世紀後半~19世紀前半頃に建てられたと考えられているかつての旅籠です。

今井町 (32)

 北西の角に、平田家住宅。
 近世には「きわらや」という屋号で旅籠としてにぎわっていました。



今井町 (33)

 南西の角は、近代建築です。




今井町 (35)

 北に少し歩くと、芭蕉句碑があります。


今井町 (36)

 河合源七郎家住宅。
 初代河合源七郎によって、明治20年代後半に町屋として主家を建築、さらに大正時代に、離れ座敷や茶室が増築されました。平成21年に登録有形文化財に登録されています。





今井町 (37)

 河合家住宅。
 天保13年(1842)、八代目の河合庄九郎の頃に「絞り油屋」を営んでおり、建物自体があったと推測されています。平成21年に登録有形文化財に登録されています。




今井町 (38)

 八木駅へ向かう途中にもいろいろ建物があります。





今井町 (39)

 八木駅前名店街。
 近鉄八木駅の高架下に広がる商店街です。

今井町 (40)

今井町 (41)

 田辺胃腸薬って、まだ売ってるんだろうか?


今井町 (42)

 緑色をした橿原市営駐車場です。独特の雰囲気があります。





今井町> 出典: フリー百科事典『ウィキペディア』より抜粋 
 今井町(いまいちょう)は、奈良県橿原市の中部に位置する地区で、1~4丁目からなる。戦国時代の寺内町が原型となり、全建物数約1500棟弱のうち、約500棟の伝統的建造物があり、全国で最も多い地区となっており、国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。また、国の重要文化財が9件、県指定文化財が3件、市指定文化財が5件あり、2017年(平成29年)4月28日に日本遺産に認定された。
 重要文化財9件12棟、奈良県指定有形文化財3件11棟、橿原市指定文化財5件6棟。今井町は1993年(平成5年)5月、橿原市の条例に基づき伝統的建造物群保存地区となり、同年12月、国の重要伝統的建造物群保存地区として選定された。
 2007年7月、テレビ東京系列の放送の出没!アド街ック天国の「懐かしい風景が残る街」で1位になった。
 2013年4月には、飛鳥川整備事業の一環として親水公園「今井蘇武橋公園」が開園。公園内には聖徳太子が馬に水を飲ませたと言われる井戸である「蘇武井」が二つ残っている。

<橿原市立今井まちなみ交流センター「華甍(はないらか)」 >(県指定有形文化財)
 - 旧高市郡教育博物館。
 1903年(明治36年)に建てられ社会教育施設として、重要文化財旧帝国奈良博物館本館に次ぐものである。その後、1929年(昭和4年)より今井町役場として使用されていた。
 現在は、今井観光案内の拠点となっており、今井町の歴史を詳しく、わかりやすく解説する資料を集め展示している。展示コーナー・映像シアター・今井町のジオラマ模型・図書閲覧室や町並み保存運動紹介のコーナーがあり、今井町の歴史をさまざまな角度から知ることができる。
 入館無料。月曜日(祝日の場合翌日)年末年始(12月25日~1月5日)休館。有料駐車場完備。














じゃ、又ね


にほんブログ村のランキングに参加しています。

下記をクリックしていただけると、とてもはげみになります


にほんブログ村 グルメブログ 兵庫・神戸食べ歩きへ にほんブログ村 グルメブログ B級グルメへ にほんブログ村 グルメブログ 大阪食べ歩きへ
にほんブログ村


食べログ グルメブログランキング


PVアクセスランキング にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト



コメント

ひびき

Pochiさんへ
奈良って、結構、関西人が行かない観光地なんですよね。
でも、遠足では、必ず行くけど。

やさい

おはようございます。
良い雰囲気ですね。
やはり昔ながらの木造 白壁落ち着いた雰囲気素晴らしいですね。
この様な街並み 大切にしてほしいですね。
素敵な画像ありがとうございます。

Pochi

ひびき さん コメントありがとうございます
京都も奈良も、いつでも行けると思ってしまうので、つい後回しになってしまいます。

奈良の中でも、今井町は、存在すら知りませんでした。

Pochi

やさい さん コメントありがとうございます
一度行ってみてくださいね。
非公開コメント

Pochi12345

訪問していただきまして
ありがとうございます


北新地から町中華、チェン飯まで、いろいろ大好き!

プロフィール

Pochi12345

Author:Pochi12345
訪問していただきまして
ありがとうございます


北新地から町中華、チェン飯まで、いろいろ大好き!

最新記事

検索フォーム

FC2カウンター

カテゴリ

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

最新トラックバック

月別アーカイブ